ソーシャル・テクノグラフィックス


 「グランズウェル」のジョシュ・バーノフ氏が、2年半前に定義した「ソーシャル・テクノグラフィクス」という概念が、内容を更新されている。(フォレスター・リサーチから)
 「ソーシャルメディアに関わり方別のネットユーザー分類」というところだが、

◆クリエーター(創造者)24%
自身のブログやWebページを編集し、自ら創った動画や音楽をアップロードするようなネットユーザー
◆カンバセーショナリスト(会話者)33%
SNSやツイッターでステイタスを更新するネットユーザー
◆クリティクス(批判者)37%
商品やサービスのレビューを書いたり、他の人のブログにコメントを書いたり、Wikiに手を入れるようなネットユーザー
◆コレクター(収集者)20%
RSSフィーダーを使い、Webページや写真にタグを貼るようなネットユーザー
◆ジョイナー(参加者)59%
SNSにプロフィールを維持し、SNSサイトを訪問するようなネットユーザー
◆スペクター(観察者)70%
ブログを読み、ポッドキャストを聴き、他者の投稿ビデオを観たり、オンラインフォーラムやツイッターを読むようなネットユーザー
◆インアクティブ(不参加者)17%
上記のような行動を起こさない人

各パーセンテージは、USの成人ネットユーザーにベースとした比率
とうことはソーシャルメディアに関わらないユーザーは17%しかいない。日本でも急速にツイッターが普及しているが、ソーシャルメディアに関わる人が増え、企業サイトやブログもPVは落ちているのではないだろうか。ブランドがソーシャルメディアに出現する機会をつくることも立派なマーケティング活動と言える。