分散するマーケティングデータを一元化する  ~DMPツールを導入する前にやるべきこと~


 DMPの導入はデータドリブンなマーケティングを実践するための必須条件となってきた。しかし、DMPツールを導入することがイコールDMPの導入実践ではない。
 ツールを入れても、データを分析し、それを打ち手に活用している事業者やパブリッシャーは意外なほど少ない。それは、そもそも何のためにデータを分析するのか、そのためにはどのようにデータを構造化しておくか、という大前提となるやるべきことをしていないからだ。
 一番重要なことはそこにある。
そして、今導入しているツールがありながら、データが分散化しているがために、DMP導入の前提を整備できていない企業が非常に多いのだ。

 例えば、アクセス解析ツールと3PASを導入しているほとんどの企業は、それぞれのデータが分散している。
 本格的なDMPを志向するなら、その前にアクセス解析と3PASに分散しているデータを統合することだ。その作業は必ずやっておくべきステップで、「分析環境の整備」という重要なステップである。

 詳細は、デジタルインテリジェンスにコンサルを依頼して欲しいがw、DMPツールは案外ただの箱なので、中身をどうするか(どんなデータをどう分析するためにどう構造化するか、またどうクレンジングするか)が重要なのは言うまでもない。