2015.07.30 23:31テレビの危機とテレビ局にとってのコンテンツ(番組)マーケティング どうやらホントにテレビが危機的な状況だとやっとテレビ業界の人も思い始めたようです・・・。テレビ業界が危機的かどうかは一般の生活者にはどうでもいいことだが、業界人としては免許事業で参入障壁が高く、ある意味で長らく「いい思い」をしてきたから、「いい思い」ができなくなるのは「たいへんだ」と思うわけだよね。広告業界もこの恩恵に与ってきたから、本当は単に守ろうとするのではなく、培ったマーケティング力で危機を打開する手伝いをしないとね。 そもそも民放の周波数帯域(VHF帯)は、これを使う放送事業者にとっては効率的でとてもいい帯域なんだよ。だからGHQが占領政策の一環として(大本営発表で国民を騙してきたから、今後はそうしたことがないように)民間放送にこのいい帯域を...
2015.07.26 00:07日経のFT買収 海外の見方と・・・前回エントリーに続いてデジタルインテリジェンスNY榮枝くんから「米国での日経のFT買収に関する見方」東洋経済http://toyokeizai.net/articles/-/78135ロイターhttp://jp.reuters.com/article/2015/07/24/ft-m-a-nikkei-breakingviews-idJPKCN0PX2SZ20150724<引用すると>調整後営業利益の35倍、そして実質価値のおよそ3倍の金額を支払ったことになる。他の欧州系メディアの株価は、調整後営業利益の10─15倍で取引され、平均は12倍だ。買い手がそれなりのプレミアムを乗せるのは予想されるとはいえ、FTの場合、調整後営業利益に対する買収額の倍率は、米...
2015.07.23 20:26「アド・テック」でも「マー(ケ)・テック」でもなく、「フィン・テック」 最新号のMADMANレポート(デジタルインテリジェンスNY栄枝による月刊の米国広告&マーケティング業界のニュース&トレンドキャッチアップレポート)が非常に読み応えがあるので、ちょっと内容を抜粋して見ます。
2015.06.30 20:59電子送稿がきっかけになること 僕は82年に広告代理店に入ったので、新聞は凸版、雑誌は版下、テレビは16mmのフィルム、ラジオも磁気テープと、物理的な素材を送稿するという50年以上前からやっていたような形式をすべて体験した。 若い人に「昔は『象眼』というのがあってね・・・。」とか昔話をすることもある。(今じゃ「ゾーガン」を知っている人も少なくなっただろうな。)テレビスポットも1日で最も多く放送される本数をその局に入れないといけなかったので、まあたくさんのフィルムをプリントしたものだ。 DACをつくった96年でも最初のインフォシークの広告原稿はフロッピーディスクに入ってバイク便で着た。w とにかく「物理的な広告入稿素材を運ぶ」ということが広告代理店の存在意味でもあった。誰かが素材を媒...