日経ビジネスの今週号の時流超流「13年周期のネット大改革」では、軍用のARPANETから始まったインターネットの歴史の、13年周期で変革が起きているとして、今年はマイクロソフトによるヤフー買収提案をきっかけとする大再編時代がくるとしている。
旧来型産業で云われていた90年周期が、7倍のスピード(ドッグイヤー)でネットで起きているという説である。
地震と違って、どんどんスピードが上がり、ドライブがかかる人間の営みで起こることが特定周期になるという議論にはあまりリアリティはない。ただ、メディアが今回のマイクロソフトの買収提案を大再編のスタートと見ていることには同意する。PCソフト、特にOSをおさえることで君臨してきたマイクロソフトが、そのビジネスモデルを本格的に替えることを余儀なくされたということだからだ。
グーグルはワープロソフトや表計算ソフトなどまでどんどんタダで供給してくる。誰が見てもマイクロソフトのビジネスモデルを破壊するサービスだ。ヤフー買収提案は、MS対グーグルの?年戦争の始まりの年として2008年が記録されることを意味しているだろう。
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