昔のテレビを語る その8 「ラットパトロール」


 アメリカのテレビドラマで戦争ものでは、「コンバット」を筆頭に、いくつか上陸している。第二次大戦でもヨーロッパ戦線がほとんどだ。「コンバット」以外にも、「ギャラントメン」とか「ギャリソンズゴリラ」とかで、「ギャラントメン」はたしかイタリア戦線が舞台。そんななかで異色だったのが、北アフリカ戦線が舞台の「ラットパトロール」。砂漠を疾走するウィリスMBジープが格好良かった。
 
 ところで、この時代の海外ドラマを取り上げる「テレビジョンエイジ」という雑誌があって、古本市場でもそこそこの値が付いている。
 テレビジョンエイジでは、ラットパトロールのドイツ軍将校ディートリッヒ大尉が人気があって、投票の上位にあったように思う。