EURO2008


先日、もうリタイアしている伯母夫婦と久しぶりに会った。

伯母は40数年前にオランダ人と結婚して、オランダに住んでいるのだが、早めのリタイアをした旦那さんと結構悠々自適で、世界中を旅行三昧。旅は倹約型だが、とにかく時間がふんだんにあることでいうとたいへん贅沢な旅行をしている。

で、久しぶりに会ったデンさん(オランダ人の伯父)との話は、EURO2008で持ちきりになってしまった。

ご他聞にもれず、オランダ人なので、サッカーと自転車の話で日が暮れる。
 あちこち手をつくしたらしいが、EURO2008のオランダ戦はチケットが手に入らなかったと言っていた。

4グループ16カ国で対戦するヨーロッパ選手権は、ある意味で、ワールドカップよりレベルが高い。すべての試合が見逃せない。

 今回はイングランドも予選落ちしている。またオランダの入っているグループCは何とイタリア、フランス、ルーマニアの4カ国だ。ワールドカップでも有り得ない激戦かつレベルの高いグループである。

 伯父と予想をめぐらしていたが、オランダ人だからオランダが勝つ!の一点張りで、冷静な分析はできそうもない。

今のオランダの監督は、私が大好きなマルコ・ファン・バステンだ。それなりに若手が台頭してきているようだが、この激戦グループを突破するのは簡単ではない。

 全体を見渡しても、前回のギリシャのようにダークホースになりそうなチームも結構ある。ロシアやトルコなんかそうだろう。
 ワールドカップは優勝できないが、実力のスペインとか、破壊力のあるチェコやクロアチア、そこは何といっても勝負強いドイツやイタリア・・・。

 個人的な期待としては、チャンピオンズリーグの決勝で、涙をのんだバラックが、EUROに燃えてドイツが勝ち抜き、オランダと決勝戦という具合にならないかなと思っているが・・・。オランダに勝負強さがどこまであるか・・・。

 私にとってはWOWWOWはまさにこのために入っていると云える6月が来る。