予測解説 その3


 3.本格的なソーシャルメディアマーケティングと云える施策が登場する。

 「ソーシャルメディア」がしっかり定義され、マーケティング活用する手法がいくつか出てくると予測する。これはSNSやツイッターの掲載面にバナーを出すということではない。
 今はネットユーザーの接続時間のうちのソーシャルメディアの時間シェアが上がっている。一方企業のWebサイトのPVはおそらく落ちている。サイトに誘導をはかるだけでなく、ソーシャルメディアにブランドが出向いて行って出現率を高める施策も必要だ。
 昨年はアプリが契機をつくり、ツイッターの面白さが業界周辺には浸透してきた。これがもっと一般化する過程で、本格的なマーケティング施策がいくつか試されるだろう。
3つのメディアのうち、まだ掴みどころがないのが「ソーシャルメディア」だが。今年はこういう考え方が「ソーシャルメディアマーケティング」という実態が見えてくると予想する。私は特にSNSに期待しているが・・・。