クリエイティブ×テクノロジー=インタラクティブエージェンシー?



 JAAA(日本広告業協会)の第34回海外広告研修団レポートがJAAAレポートの臨時増刊号として発行されている。(かく云う私ベムもかつて(93年に)このJAAA海外研修団に参加している。)今回は米国のインタラクティブエージェンシーを訪問してのレポートがメインでたいへん参考になる。
 
 アベニュー・エー・レイザーフィッシュ社、R/GA社、デジタス社の今たいへん勢いのあるインタラクティブエージェンシーの雄3社の訪問レポートだ。是非ご一読されることをお薦めする。

 いずれもキーワードとなるのは、「クリエイティブとテクノロジーの融合」だ。

 ところで、日本の広告会社経営者で、クリエイティブはともかく「アドテクノロジー」の実態が分かっている人はいるだろうか。情報産業でありながら、広告業界はITリテラシーに乏しい人の集まりである。意外にITによるビジネス革命とは縁遠いところにいた。

自分たちにとって戦略的なアドテクノロジーとは何か、これを理解、認識できる経営者がいるかどうか広告会社の試金石となるだろう。