電通が今日発表した「日本の広告費」には、インターネット広告費を従来の媒体費と広告制作費もカウントして、合わせて6003億円とした。昨年までは媒体費だけだったので、先日このブログでも広告目的のWeb制作費用もカウントするといいと書いたが、電通さんがしっかりカウントしてくれた。
これにあわせて、2005年、2006年の制作費も改めて発表している。媒体だけみると、2005年から、2808億円→3630億円→4591億円となって、制作費は、969億円→1196億円→1412億円となった。
2007年は前年比で、媒体費は26.5%増、制作費は18%増となっている。
いずれにしても、合計6008億円というスケールは、新聞広告を射程に入れた感がある。
今回は、従来の広告費推定範囲を広げているため、昨年まで6兆円弱だった市場が、いっきょに7兆円を超えている。推定範囲を改訂したためであって、前年比は1.1%増だ。念のため。
0コメント