3つのメディア、つまり「買うメディア」「自社メディア」「(信用や評判を)得るメディア」をひとつひとつしっかり位置づけて3つの連携をとる戦略立てと同時に、今後たいへん重要なのが、テレビとPCと携帯の3つのスクリーンにコンテンツを供給する仕組みである。それぞれにコンテンツづくりをするのはいかにもコストがかかる。
出来ればシングルソースマルチユースでこの3つのスクリーンに対応できると効率的だ。
その考え方は、PCとモバイルにおいて既に起きている。商品カテゴリーやブランドによっては、PCのサイトをダウンサイジングしてモバイルサイトをつくるより、モバイルを基点に再構成して、モバイルサイトをエンハンストしてPCとシームレスにする方が賢明という場合がある。
標準化がままならないモバイルを中核にコンテンツづくりしないといけないブランドは結構しんどい。
これにテレビのデジタル化、多チャンネル化対応が進み、マルチメディア放送など地上波デジタル化終了以降の状況になると、(この間にはモバイルももう少しリッチメディア化も進むだろう)それこそ、3つのスクリーン対応のハブになるコンテンツ開発スキームが必要だろう。
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