オリンピック雑感 マイナースポーツの解説


 カーリングの試合をいうものを最初から終わりまでLIVE放送で観たのは初めてだったが、なかなか面白いものだ。マイナースポーツの実況解説には、その道の専門家、指導者が招かれるものだが、そのスポーツや日本代表に対する「想い」が解説にも表れて実に良い。昨年の北京五輪のソフトボールでも、解説の全監督、宇津木妙子さんの絶叫が観ている者の感動を誘ったと思う。その決勝戦がアナウンサーの実況だけだったら、テレビ放送としてはあれほど感動的ではなかったろう。
 今日も、カーリングの解説者の方も、日本でのこのスポーツの普及に努力されてきたに違いなく、日本の勝利はもちろん、ここまで内容のある試合をしたことに涙腺が緩んでいたようだ。スポーツには「伝わるもの」がある。支えている人たちの「想い」はそのひとつだ