2009.12.25 21:13「仕事と作業の区別がつかない営業」「評論家のようなことばかり言っているスタッフ」 以前のブログ「広告業の将来」で書いたこのフレーズにずいぶんレスポンスがあった。広告業界には昔から上記の2種類の人間がいる。ただ彼らの基本的なスキルが時代とあっていた時期は、「使えない奴」とはいえ、まだ存在の価値はあった。しかし従来のマス広告型の広告マンスキルだけでは、クライアントニーズにしっかり対応できない現在、上記2種類の人員をいかに処遇すべきかが問われる。 まず、仕事と作業の区別がつかないというのは、「作業」に入り込んで「仕事」をしているふりをする、付加価値の低い人員である。「ワーク」と「ルーティンワーク」は全く違う。「仕事」を作り出す能力、つまり局面、局面で、同じ解答がない中で「切り開く」行為が「仕事」である。そうしたことができるから経営者は社...
2009.12.02 20:04「ネット広告15年史」第三回 検索サイトIの立ち上げ構想が進む中、Yは96年4月に日本サイトがスタートした。A通信社の同僚でいっしょに大手ビールメーカーのプロモーションに汗を流した友人が、当時SBP社にいて、Yの広告販売に携わっていた。最初は雑誌の広告営業がネット広告を売り始めていた訳だ。しかしまもなく専売レップC社が立ち上がる。広告の巨人D社とSB社の合弁だ。(何かもう伏字の意味がないな・・・)一方で私はHN社のネット広告についてI氏の熱い構想を聞かされていた。この後私は実際に3社のクライアントさんにHNのネット広告を販売した。HN社のインターネット広告は、無料プロバイダー会員を募り、プロダイバー料金をタダにする代わりに強制的に広告を見せるしくみであった。独自ブラウザの右端に短...