2010.10.27 01:37日本版ソーシャルテクノグラフィクス SMAP(Social Media Activity Profile)今回のアドテック東京では、「ADK×ADKインタラクティブセミナー」も2日間セミナールームを設けて実施されるようだが、ちょっと面白い調査データが見れると思う。例の、「グランズウェル」でその考え方は提示され、その後ツイッターの普及で、「会話者」というテクノグラフが追加された「ソーシャルテクノグラフィックス」の日本版の調査を実施したといえば、分かりやすいだろうか。基本的に消費者のソーシャルメディア活用度を評価するための指標をつくるために設計されている。ソーシャルメディアアクティビティプロファイル=略して『SMAP』 は果たして国民的指標になれるかどうかは分からないが、こうした調査によって、ソーシャルメディアの基点をおいたトリプルメディア戦略を構築する際のプ...
2010.10.10 00:49「批判する理屈」 テレビでも一部のコメンテーターは、異常さに気がついて発言しているようだが(鳥越さんや、江川さんも)、日本のマスメディアの小沢一郎嫌いは限度がないようだ。私は別に小沢一郎氏の支持者ではないが、どう考えても、原理原則を無視した「好き嫌い」をベースにした「理屈」にならない「理屈」で批判(というか攻撃)を展開し、「市民感覚」という感情的な、成熟した見識とはほど遠い稚拙な感覚で、ひとりの政治家の政治生命を絶とうとしている。 立件できなくても、検察が捜査することでイメージを植えつけ、次に検察審査会でまた起訴まで持ち込む。誰かのシナリオなのだろう。確かに小沢さんには敵が多すぎるようだ。 誤解を恐れずに言うと、金にきれいで無能な政治家と、少し怪しくても国益と国民の生...
2010.10.09 23:40テレビは「涙」の大安売り休日でないと、じっくりテレビを観る機会がないだけに、広告に携わる者として、ベムも時間があれば、できるだけテレビを観る。さて、テレビを観ると、ドキュメンタリーでも、ドラマでも、はたまたバラエティ番組でも、スポーツでも、悲しいといい、嬉しいといい、人前で涙を見せることが大流行だ。よく「歳をとって涙もろくなった」というが、今の日本人は老若男女感傷的になりたくて「涙」を見せるようになっている。私の親父の時代の人は、まずもって人に涙を見せるということはなかった。私も終ぞ親父の涙を見たことがなかった。日本人は昔より、格段に人に優しく、寛容になったのか、それとも自分に優しく寛容になったのか。感情を抑えて、人に見せない美学に、心動かされることもあったはずだが・・・。テ...