次世代広告マン養成ギブス その10  交通広告の現状


 日本の広告費における交通・屋外広告は、マス広告が3年連続で前年割れをしているなかにあって、交通広告が2006年で前年比103.1%、2007年が102.0%、屋外広告が2006年で前年比103.7%、2007年が102.4%と比較的堅調な伸びを示している。

 交通広告と屋外広告を合わせると、広告費全体に対してのシェアは9.5%と、テレビ、新聞に次ぐことになる。(ネットよりまだ大きい。)

 交通広告は、生活導線で必ず接するメディアであり、移動中の生活者と店頭(販売時点)を繋ぐ接点といえる。
 例えば、下記は独身OLの平日の生活行動と体験接点である。


・深夜~早朝(24:00~05:00)
テレビ16%、携帯(メール)14%、ネット12%、音楽12%、録画番組8%

・ 朝(05:00~8:00)
   テレビ51%、家族と会話31%、中吊り広告27%、折込チラシ26%、駅貼広告25%

・通勤(08:00~10:00)
   中吊り広告51%、駅貼広告46%、屋外広告35%、携帯メール31%、音楽24%

 ・出社(10:00~12:00)
   携帯メール11%、インターネット11%、屋外広告8%、友人と会話8%、家族と7%

 ・オフィスで仕事(12:00~14:00)
   携帯メール21%、友人と会話16%、屋外広告14%、インターネット12%、フリーペーパー10%

 ・オフィスで仕事(14:00~18:00)
   屋外広告14%、駅貼12%、中吊り11%、携帯メール10%、インターネット10%

・帰宅(18:00~20:00)
   中吊り38%、駅貼38%、携帯メール37%、テレビ33%、家族と会話30%

・帰宅(20:00~22:00)
   テレビ62%、携帯メール52%、家族と会話51%、インターネット31%、中吊り28%
・睡眠前(22:00~24:00)
   テレビ57%、携帯メール49%、家族と会話38%、インターネット37%、音楽31%

このように、ある一定時間帯における交通広告の接触シェアは非常に高い、全日での接触時間だけ見ていると分からない。ある生活導線上にいる特定の時間帯ではマインドシェアが高いという特性を活用する機会は、今まで以上にありそうだ。